ポートアイランド内にある『神戸どうぶつ王国』(神戸市中央区)で、同施設の人気者「マヌルネコ」の赤ちゃんが誕生しました。公開については詳細が決まり次第発表されるそうです。

2024年4月19日マヌルネコの赤ちゃん5頭が誕生。出産後、母親が上手に子育てをしており、すくすく成長しているそう。

マヌルネコは食肉目・ネコ科でシベリア南部から中央アジアの砂漠地帯の樹木のない岩石地に生息。特徴的な厚い毛は雪の上や凍った地面の上に腹ばいになった時に体を冷やさないためなのだとか。かつては、毛皮目的とした狩猟の対象になっており、近年では生息地減少により生息数が減少しているそう。

神戸どうぶつ王国では2020年よりメスのマヌルネコ「アズ」が仲間入り。オスの「ナル」が2022年に来園し、お見合いが行われていました。

神戸どうぶつ王国の公式サイトでは出産の様子やすくすくと育っている様子を掲載。現在母子は刺激を与えないよう個室獣舎に入っており、周りからはその様子は見えません。マヌルネコは、生まれてからの感染症のリスクが非常に高く、慎重に飼育観察をする必要があるとても繊細な種です。

飼育担当者は徹底した衛生管理のもと健康チェックを慎重に行っているそう。少しづつ歯も生えてきて、最近では初めてお肉を食べたのだとか。

今後の成長はSNSなどで投稿予定。「公開に関しては詳細が決まり次第お知らせいたしますので、それまで赤ちゃんの成長と母親の子育てを温かく見守っていてください」と担当者。

また同施設では5月17日から、4月6日に生まれた「オーストラリアガマグチヨタカ」の子どもも公開中。まだ子どもらしさの残るかわいらしい姿を見ることができます。

<広報担当者コメント>
王国のBabyラッシュ、ビッグニュースです。私も未だこの目で実際には見れていない状況です。映像や画像からも、親子の愛、命の尊さ、愛くるしさが伝わってきますので、「はじめまして!ようこそ、王国へ!」と、言える日を楽しみにしています。微笑ましい親子の姿をご期待いただき、今後の赤ちゃんの成長と母親の子育てを温かく見守ってください。

<記者のひとこと>
とってもかわいいマヌルネコの赤ちゃん5頭が誕生のビッグニュース♡画像を見ているだけでも目じりが垂れてしまいます…!いつか行われる一般公開を楽しみに、今後の成長もチェックしていきたいですね♪

場所
神戸どうぶつ王国
(神戸市中央区港島南町7-1-9)