高校野球の春季兵庫県大会(神戸新聞社後援)第5日は27日、明石トーカロなど3球場で3回戦7試合があり、ベスト8が出そろった。昨年秋の県大会覇者で今春の選抜大会準優勝の報徳や昨秋県3位の社、昨夏の兵庫大会で準優勝の明石商などが準々決勝に駒を進めた。

 報徳は同点の九回裏に安井康起外野手が適時打を放ち、西脇工に4−3でサヨナラ勝ち。社は8−2で、63年ぶりの8強入りを狙った飾磨に逆転勝ちした。

 明石商は7−0で明石に八回コールドゲーム勝ち。明石は12年ぶりの準々決勝進出を逃した。

 神院大付は延長十回ライブレークの末に5−4で東播磨を破り、初の8強入り。東洋大姫路は8−3で姫路西を下した。神戸国際大付は3−1で神戸弘陵を、育英は6−2で加古川北をそれぞれ退けた。

 第6日は29日、明石トーカロ、姫路市ウインクの両球場で準々決勝4試合があり、ベスト4が決まる。

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