小雨が降る昭和の日となった29日、鹿児島県志布志市で行われたのはお釈迦まつり。

江戸時代から続く祭りで、29日の本祭には約3万5千人が訪れ、宝満寺にあるお釈迦様の像に甘茶をかけて、無病息災を祈ります。

訪れた人たち
「楽しかった」
「(子どもに)元気に大きく育ってほしいなと思って、願いを込めて(甘茶を)かけさせました」

この祭りの目玉と言えばー

シャンシャン馬です。

新婚の花婿が手綱を引く馬に花嫁が乗り、街を練り歩くもので、新型コロナの影響などで5年ぶりに再開されました。

2024年は新婚の夫婦や結婚予定のカップルあわせて3組が約1.5kmを練り歩きました。

多くの人たちに祝福された花嫁たちは、新婚生活への思いを新たにしたようでした。

2023年10月に結婚した夫婦
「最初は怖かったがだんだん楽しくなってきて、一生の思い出になった」
「地に足ついた家庭を築きあげていけたら」

8月に結婚予定のカップル
「皆さんに祝福してもらって、とても幸せな気持ちでいっぱい」
「彼がしっかり手綱を引いてくれて、景色も上から見る皆さんの表情もよく見えて、とても素晴らしい景色だった。どんな時も2人で支え合いながら、笑顔を忘れずに思いやりながらやっていけたらと思います」