気象庁からこんな発表がありました。

「2023年の春から続いているエルニーニョ現象は終束に向かっている。秋にかけて平常の状態が続く可能性があるが、ラニーニャ現象が発生する可能性のほうが大きい」

南米・ペルー沖の海水温が平年より高いと「エルニーニョ」、低いと「ラニーニャ」です。

これらの現象が起こると、めぐりめぐって日本の気象に影響を及ぼすことから注目されているのです。

2023年4月以降のペルー沖の海面水温の変化をみると、平年より高い状態が続いていましたが徐々に下がり始め、予想される温度に幅はありますが夏にかけては平年より低くなると予想されています。

ラニーニャ現象が起きると、この夏、日本付近は気温が高くなり、沖縄・奄美は降水量が多くなる可能性があります。猛暑や大雨に気をつけなければいけないかもしれません。