テレビやラジオで聞いている言葉の読み方が正しいとは限らない?!「白夜」って「びゃくや」だと思っていませんか?今回の漢字クイズは、知っていたら自慢できるかも!実は正式な読み方が存在する漢字をご紹介します。

【白夜】の読み方は?

「白夜」とは、『高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象』のこと。テレビ番組などで南極やフィンランドなどの国で起こる、一日中太陽が出ている日=「白夜」の様子を見たことがある方もいるのではないでしょうか?

その「白夜」、「びゃくや」と読んだり聞いたりしていませんか?

実は本来の読み方ではないのです!では、なんと読むかわかりますか?

【白夜】の読み方の正解は…?

=「はくや」でした!

辞書を調べると、びゃくや【白夜】⇒ はくや(白夜)と表記されており、本来の読み方は「はくや」であることが伺い知れます。

HNK放送文化研究所によると、「白」を「びゃく」と読むのは仏教用語に多く、本来は「はくや」でしたが、昭和40年代に登場した歌謡曲がきっかけで「びゃくや」が定着したそうです。その結果、9割以上の人が「びゃくや」と認識するようになったため、放送においても「びゃくや」が採用されるようになったそうですよ。

まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)、HNK放送文化研究所