2024年3月9日から10日まで行われた「名古屋オートフェスティバル2024」で、思わず二度見してしまいそうなトヨタ「ヴェルファイア」の個性的過ぎるカスタムカーが展示されていました。

見た瞬間「記憶に残る」!? 斬新「ヴェルファイア」が登場

 2024年3月9日から10日までポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で開催されたカーイベント「名古屋オートフェスティバル2024」で、個性強めなトヨタ「ヴェルファイア」のカスタムカーが展示されていました。
 
 とにかくフロント部分が目を惹くこのヴェルファイアは、どのようなクルマなのでしょうか。

 ヴェルファイアはトヨタ「アルファード」の兄弟車でもある高級ミニバン。初代モデルが発表されたのは、2代目アルファード登場時の2008年のこと。

 現行型は、2023年6月から登場した3代目となります。

 今回の名古屋オートフェスティバル2024で展示していたカスタムカーは、初代ヴェルファイア(20系)をベースにしています。

 最も注目したいのは、やはり車両の顔部分です。

 フロントグリルを大型化しつつ細かくデザインすることで、まるで映画「トランスフォーマー」のメカのような形状に仕上げています。

 また、二重蓋のようになったボンネットや、ライトまわりを歌舞伎のくま取りのように囲む独特の形状などで、その顔立ちを強調しています。

 そのインパクトはすさまじく、一度見たら決して忘れられません。特にバンパーと一体化し「グワッ」と広がったグリルはかなりの迫力があります。

 車高自体もかなり低めに改造してあり、まるでスポーツカーのようです。

 さらに複雑な立体造形を持つフロントバンパーやロアスポイラー、オーバーフェンダー、サイドスカートなどが、そのパワフルな印象を強めています。

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 非常に押しの強いデザインをしたヴェルファイアには多くの人が足を止め、しげしげと車両を見つめていました。

 オーナーに話を聞いたところ、今回の車両は「それまで作ったカスタムカーが全体的にシンプルだったので、今回は派手な物を作成しようと思い」手掛けたそうです。

 2023年のイベントでも展示していましたが、その時からさらにホイールを変更しているとのこと。

 また顔立ちが印象的ですが、オーナーの方は「バンパー類など細部まで手が入ったカスタマイズにも注目して欲しい」と語っていました。