スズキはインテックス大阪で開催の「バリアフリー2024」および「防犯防災総合展2024」にて、新開発の「電動モビリティベースユニット」を出展します。

スズキの謎モデルは「走破性が凄い!」

 2024年4月16日、スズキはインテックス大阪(大阪市住之江区)で2024年4月17日から19日に開催の「バリアフリー2024」および5月30日から31日に開催される「防犯防災総合展2024」にて、「電動モビリティベースユニット」や「ET4D(セニアカー)」を出展すると発表しました。

 今回の出展は「LLPユニバーサルデザイン企画」に協賛するもの。

 スズキはこれまでも、モビリティサービスの導入によって介護施設職員の負担軽減を図るとともに施設利用者の心身ともに豊かな暮らしを支援したいという思いから、介護施設の課題解決を目指す活動を行っています。

 両イベントでは、その活動の一例として、セニアカーを使った介護施設での避難訓練やショッピングリハビリを紹介。

 また、農業や配送などに用いられるロボットの足として活用が可能な電動モビリティベースユニットを展示し、防災関連企業・自治体担当者に広く紹介するとしています。

 この電動モビリティベースユニットは、小型ながら走破性に優れており、スズキはこのユニットを農業の収穫や農薬散布、もしくは荷物の配送などを想定して開発中。

 静岡県浜松市で2024年3月23日から6月16日に開催の「浜名湖花博2024」でもこのユニットは展示しており、そこでは軽SUV「ジムニー」や軽トラック「キャリイ」の外観に換装され、「未来の“足”」となる存在としてクルマ好きからも注目を集めています。

 小さなサイズ感のユニットではありますが、現状でも100キロ程度の荷物が載せられるとのことで、農作物や荷物を特定の地点まで運ばせるといった用途における、さらなる活躍が期待されます。