農林水産省が4日発表した1月の農林水産物・食品の輸出額は前年同月比15.7%増の864億円となった。台湾や香港、米国への輸出が伸びた。日本産水産物の輸入停止を続ける中国への水産物輸出は70.4%減となった。水産物全体は真珠などが伸びて204億円となり、前年実績よりも増加した。

 中国への農林水産物・食品の輸出は2.6%増の106億円。うち水産物は8億円で、真珠などを計上した。今年の春節(旧正月)は2月で、春節の少し前に、贈答用として中華圏に輸出が伸びる品目があるという。