米デルタ航空でアジア太平洋地域を担当するジェフ・ムーモー副社長(46)が30日までに共同通信のインタビューに応じ、羽田空港からの乗客が米国内で乗り継ぎをする際に、手荷物チェックを省略する新サービスを年内にも導入することを明らかにした。

 米国で国際線から国内線に乗り継ぐ際は、預けた手荷物を入国時にいったん引き取り検査を受けた上で、再度預ける必要がある。デルタの新サービスでは、羽田空港で検査を受けた荷物を預ければ、そのまま目的地の空港で受け取ることができる。韓国の仁川国際空港と同時期の開始を目指している。