週明け20日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比06銭円安ドル高の1ドル=155円87〜88銭。ユーロは33銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円51〜54銭。

 日米金利差の開いた状況が当面続くとの見方が根強く、ドル買いが優勢となった。米経済の先行き不透明感がやや意識され、ドルを売って円を買う動きが先行する場面もあった。

 市場では「大きな材料がなく、方向感が出にくい」(外為ブローカー)との声があった。