暗号資産(仮想通貨)の交換業を無登録で営んだとして、警視庁サイバー犯罪対策課は4日、資金決済法違反容疑で、宮崎県都城市に住む男子高校生(18)を書類送検した。同課によると、X(旧ツイッター)で集めた客を相手に2022年9月〜23年10月に仮想通貨の「ライトコイン」を売買し、手数料として約300万円を得たとみられる。

 高校生は「遊興費がほしかった」などと話し、得たライトコインはオンラインカジノに使っていたという。

 書類送検容疑は23年7〜9月、男子高校生ら10代の2人からライトコインを購入したほか、40代の女性会社員にライトコインを売り、無登録で仮想通貨の交換業をした疑い。