21日午後2時45分ごろ、神戸市長田区山下町4丁目付近の歩道で「水道管が爆発してマンホールが吹き飛んだ」と通行人から110番があった。市などによると、地下にある消火栓が壊れて水が噴き上がり、一時10メートルほどの高さに達した。消火栓のボルトの劣化が原因とみられ、市が詳しく調べている。

 市水道局によると、消火栓下部にある複数のボルトが折れるなどして止水できなくなり、鉄製のふたが外れて水が噴き出た。回収したボルトはさびて腐食していたという。通報から約40分後に止水したが、作業のため付近の約20軒が断水した。