柔道のパリ五輪代表内定で女子78キロ超級の素根輝と男子90キロ級の村尾三四郎が15日、アジア選手権出場に向けてオンライン取材に応じ、素根は「先に仕掛けていくことをテーマにし、優勝を目指して頑張る」と抱負を語った。

 五輪2連覇を狙う素根は3月下旬のグランドスラム大会で5位に終わった反省から、組み手技術の強化に努めてきた。今大会が五輪前最後の実戦かは未定とし「目の前の試合に集中する」と気合を入れた。

 五輪初出場の村尾は本番前で最後の大会となる予定。「いい形で五輪につなげる。試合でしか確認できない雰囲気などをしっかりと味わいながら勝ちたい」と意欲的だった。