柔道の世界選手権は19日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開幕して男女計3階級が行われ、男子60キロ級でパリ五輪代表内定の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が初戦の2回戦で敗退した。個人の中立選手として出場のロシア選手に延長戦の末、優勢で敗れた。同級の中村太樹(国士舘大)は準決勝で屈し、3位決定戦は勝った。

 女子は48キロ級で昨年3位の古賀若菜(JR東日本)が3回戦で敗退した。52キロ級は白石響(コマツ)が準決勝と3位決定戦で敗れ、大森生純(JR東日本)は3回戦敗退。(共同)