パリ・パラリンピックの出場枠が懸かるパラ陸上の世界選手権第5日は21日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、男子400メートル(車いすT52)決勝で東京パラリンピック覇者の佐藤友祈(モリサワ)は57秒98で銀メダルだった。佐藤は既に日本パラ陸連が定める代表選考基準を満たしている。伊藤竜也(新日本工業)が銅メダルを獲得し、上与那原寛和(SMBC日興証券)は5位だった。

 女子100メートル(脳性まひT34=車いす)決勝で小野寺萌恵(北海道・東北パラ陸協)は銅メダル。女子100メートル(義足・機能障害T63)決勝には兎沢朋美(富士通)前川楓(新日本住設)が出場。