滋賀県小売酒販組合連合会などは滋賀県草津市のJR草津駅前で、20歳未満の飲酒防止と飲酒運転の撲滅を呼びかけた。

 国税庁が4月に定めている全国キャンペーン「20歳未満飲酒防止強調月間」の一環で、10日に5年ぶりに開催した。滋賀県酒造組合や県内の税務署、県警などの関係団体から約70人が参加し、滋賀県のイメージキャラクターのキャッフィーや、草津市のたび丸、県警のけいたくんも応援に駆けつけた。

 滋賀県警音楽隊の演奏の中、20歳未満の飲酒について健康への影響が書かれたチラシと飲酒運転撲滅を呼びかけるティッシュ1500個を通行人に配った。近江八幡小売酒販組合の馬場茂喜理事長(73)は「成人年齢は引き下げられても飲酒は20歳からと客にも言っており、客も守る意識は強い。飲酒運転は絶対にしないで」と話した。