能登半島地震の被災地を支援しようと、和知中(京都府京丹波町市場)の生徒たちが18日、同町坂原の道の駅「和」で募金を呼びかけた。元日の地震発生から4カ月半たってもがれきの残る現状を知り、「少しでも力になりたい」と初めて企画した。

 道の駅の玄関付近で、生徒会役員や有志ら8人が「能登半島への義援金をお願いします」と声をそろえた。

 強い日差しの下、水分を取りながら1時間ほど支援を呼びかけ続けた。募金箱には、近所の親子連れや遠方からのツーリング客がお金を入れていった。

 生徒の1人は「ニュースで現地の光景を見て、まだ厳しい状況と感じた。日常を取り戻せるように力になれれば」と話した。

 15〜17日には同中の校門前でも募金活動を展開した。町役場を通じて現地に届けるという。