回転寿司に関する消費者実態が調査で判明

「マルハニチロ」が、14回目となる「回転寿司に関する消費者実態調査」を実施し、その結果を発表しました。
調査は、2024年2月20日(火〜〜2月22日(木)の期間、月に1回以上回転寿司店を利用する全国の15〜59歳の男女3000人を対象に、インターネット上で行われました。

カウンター席とテーブル席のどちらを多く利用しますか?/マルハニチロ調べ

回転寿司店選びで重視することは?

 それによると、「回転寿司店選びで重視すること」について、「値段が安い」(42.4%)が最も高く、「家から近い」(30.8%)、「ネタが新鮮」(29.1%)、「ネタの種類が豊富」(26.4%)、「タッチパネルで注文できる」(26.3%)が続きました。

 回転寿司店でカウンター席とテーブル席のどちらを多く利用しているか聞いたところ、「カウンター席が多い(計)」は19.9%、「テーブル席が多い(計)」は80.1%となりました。男女・世代別にみると、「カウンター席が多い(計)」は20代男性(37.8%)が最も高くなり、「テーブル席が多い(計)」は10代女性(90.5%)が最も高い結果でした。

回転寿司店に行った際、回っているネタと注文して握ってもらうネタのどちらを多く食べるか/マルハニチロ調べ

回転寿司で「回っているネタ」「注文して握ってもらう」どっちをよく食べる?

回転寿司店に行った際、回っているネタと注文して握ってもらうネタのどちらを多く食べるか聞いたところ、「回っているネタが多い(計)」は18.5%、「注文して握ってもらうネタが多い(計)」は81.5%となりました。男女別にみると、「注文して握ってもらうネタが多い(計)」と回答した人の割合は、女性では85.7%と、男性(77.3%)と比べて8.4ポイント高くなりました。

「食べる寿司の量」は平均9.9皿

 回転寿司店で「食べる寿司の量」について、「5皿〜9皿」(39.5%)や「10皿〜14皿」(39.8%)に多くの回答が集まり、平均は9.9皿でした。男女別にみると、男性では「10皿〜14皿」(50.6%)に最も多くの回答が集まり、平均は11.8皿でした。女性では「5皿〜9皿」(58.0%)に最も多くの回答が集まり、平均は8.1皿でした。
エリア別にみると、四国(11.3皿)が最も多くなり、東北(11.0皿)、中国(10.3皿)が続きました。

 回転寿司店を利用した際、1人あたりいくらくらい支払うことが多いか聞いたところ、「1,000円〜2,000円未満」(53.6%)に最も多くの回答が集まり、平均は1804円でした。男女別にみると、平均は男性2018円、女性1,590円と、男性のほうが428円高くなりました。エリア別にみると、平均は北海道(1984円)が最も高くなり、関東(1894円)、北陸(1859円)が続きました。

また、回転寿司店を利用した際、1人あたりいくらくらい支払ったときに食べ過ぎたと感じるか聞いたところ、「2000円〜3000円未満」(34.8%)に最も多くの回答が集まり、平均は2,830円でした。男女別にみると、平均は男性3148円、女性2513円と、男性のほうが635円高くなりました。

(LASISA編集部)