12星座のトップバッター、おひつじ座パワーを秘めた「新月」

 4月9日(火)の3時21分に月は新月を迎えます。日々満ち欠けを繰り返す月は約29.5日ごとに新月を迎えますが、その際に12星座を順番に巡っていて、新月になったときに滞在している星座の影響を強く受けます。

 4月9日、月が新月になった瞬間に滞在しているのはおひつじ座。12星座は春分を境に区切りを迎え、トップバターのおひつじ座に戻ってきます。そしてまた1年をかけ、おひつじ座、おうし座、ふたご座と順番に巡っていくのです。

 よく12星座は人生に例えられますが、それでいえばおひつじ座は生まれたばかりの赤ちゃん。純粋で無垢で、恐れを知らず。周りからの情報をどんどん吸い取って成長していくパワーに溢れていますし、視界に入っているのは輝かしい未来だけ。この日は、そんなおひつじ座の影響を強く受けているのです。

「皆既日食」が起こる4月9日は何かが起こる予感!?

「皆既日食」が起こる4月9日は何かが起こる予感!?

 4月9日の新月はただの新月ではありません。同時に皆既日食が起こるのです。皆既日食は、太陽、月、地球は一直線上に並んだときにしか見られない現象です。さらに、月が地球から近い位置にいないと太陽全体がすっぽり隠れず、皆既日食にはなりません。偶然が幾重にも重なった結果、見られる現象なのです。

 4月9日に皆既日食を見られるのは、メキシコからアメリカ中東部、カナダ東部。ハワイや北アメリカ、中央アメリカなどでは部分日食を見ることができます。残念ながら日本からは部分日食も見ることはできませんが、どのパワーも私たちのもとにも降り注いでいると言われています。

 スピリチュアル的に皆既日食が意味するものは大きな変化。それも、黒が白になるような大きな変化です。それはまさに、太陽が月に隠れて黒闇が訪れ、そこから再び太陽が顔を出すさまと同じ。

 大きな変化と聞くと悪いことを連想する人がいるかもしれませんが、恐れないでください。月によって隠された太陽は再び顔を出して私たちに光を届けてくれます。つまり、大きな変化が起きて驚いたり困惑したりすることがあるかもしれませんが、再び明るい光で満たされて結果オーライの状態になります。

より明るい未来を手に入れるためには行動を!

より明るい未来を手に入れるためには行動を!

 皆既日食の影響で大きな変化が訪れた後に再び明るい光で満たされるとお伝えしましたが、その後にどのような変化が訪れるかは4月9日前後の行動にもよります。より明るい未来になることを願うのなら、開運アクションを行いましょう。

 この日の開運アクションというのが、「目標を決めて新しい挑戦をすること」。そもそも新月は新しいことをするのに最適な日だとされています。それにプラスして、12星座のトップバッターを務めるおひつじ座には、新しいことに挑戦する力が満ちあふれていますし、学んだことをぐんぐん吸い取って成長する力も秘めています。

 この日から気持ちを切り替え、新しい人生をスタートさせるような気持ちで目標を掲げ、新しいことにチャレンジしてください。数カ月後、数年後には今のあなたとは比べ物にならないくらいの成長を遂げていることでしょう。

 新たなスタートを切るのに最適な4月9日のおひつじ座新月。月が持つエネルギーを受け取って、人生を切り開いてくださいね。

(水浦裕美)