リモートワークの普及で、天板だけのPCデスク(引出しや袖机がないタイプ)も一般的になりました。見た目もすっきり、雑然としがちな自宅での使用にピッタリだからでしょう。筆者も、こうしたデスクにノートパソコンを置いて仕事をしています。

ここでちょっと困ったのが、小物の収納

ホチキス、定規、充電器、付箋、粘着テープといった、「頻繁には必要としないけれど、ないと困るもの」がいくつもあります。そこで、100円ショップのプラ製小物入れを天板下の横棒に引っかけ、収納することに。入りきらない書籍などは、足元に積み上げました。

プラ製小物入れを使った、これまでの筆者の小物収納

しかし、いざ何かを使うとなった場合は、毎回というほど小物入れの中を引っかき回す状況になってしまい、あまり気持ちいいものではありません。

また、なんとなく仕事場がチープな雰囲気となり、仕事の質にも悪影響を及ぼすのではと考えはじめました。ただ、部屋の広さを考えれば、袖机を加えるのは良案ではありません。

組み立ては容易、クランプで挟んで取り付けるだけ

何かないかと、探していたところ見つけたのが、今回紹介するサンコー(株)の拡張デスクラック「ゲーミングフレーム」です。

製品名から当初は、「ゲーマーに特化した机上ラックなのだろう」とスルーしかけました。でも、説明を読むと、「オフィス、テレワークなどさまざまな場面で活躍」とあります。デスクワーカーも安心して使える製品なんです。

本製品を早速入手し、使用してみます。

製品は、いくつもの部材に分解された状態で、細長い箱に入って届きました。

組み立て前の拡張デスクラック「ゲーミングフレーム」

筆者は、この種の組み立て作業は不器用このうえないですが、それでも20分ほどで完成。

ここで注意したいのは、説明書をよく読まないまま、フィーリングで組み立てようとすること。それだと、金具が左右逆になったりして、うまく組み上がらないリスクがあります。きちんと読んで作業を進めるのがコツです。

完成したら、あとはデスクの天板に2つのクランプで挟んで固定するだけ

デスクにクランプで固定

本製品の全体の幅は1150mmあり、そのためデスクの天板の幅は「1200mm以上」など、サイズの要件があります。購入を決める前に、今のデスクを計測しておきましょう。

収納に苦戦した小物がすっきりして思わず感服

さて、取り付け終わったデスクラックがこちら。

上部に、本体とほぼ同じ幅の小物置き場があり、細かい物や書籍などの収納に最適。その直下の左側には、S字フックで吊り下げたいものを掛けるバーがあります。

このバーに、付属の薄い鉄板が入ったフェルトボードを吊り下げ、丸いマグネットで1枚ぺらの資料などを貼り付けておくことも可能。

左側のバーにはS字フックで小物を吊り下げることが可能
フェルトボードを吊るし、マグネットで薄いものを留められる

その右側は、小さめの棚が2段になっています。デスクワーク中によく使うものは、すべてここに。

何日か使ってみて感じたのは、「必要なものが、収まるべきところに収まり、さっと取り出せる」という安心感。デスク下で身をかがめ、小物入れをかきまわして物を探すフラストレーションとは無縁となりました。

本製品は、サンコー公式通販サイト、直営店、取扱店、ECサイトで販売中(1万3800円)。デスクワークの効率性を少しでも改善し、雰囲気をグレードアップしたい方におすすめの逸品です。

──2023年8月31日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

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撮影・執筆:鈴木拓也

Source: サンコー, Amazon.co.jp