新年度がはじまり、慣れないSlackでのタスク管理にどうしようかと悩んでいませんか?

Slackは、自分好みにカスタマイズしたり、チャンネルを絞ったり、自分の必要な情報を取捨選択しやすいのが大きなメリット。しかし、それらの投稿の目的は、告知・ブレスト・ホウレンソウなどと多種多様。自分に必要な投稿の分類・管理方法が使い方の肝かもしれません。

特に、ブレストやタスク管理、進捗報告として使われたスレッドは、時間が経ってからも再利用できると関係者がすぐに認識合わせできるので便利です

とはいえ、「検索」で該当のスレッドを探すのは、キーワードがうろ覚えだったり、違う案件まで引っかかってきたりと時間がかかるので非現実的。「後で」機能はブックマーク的に使うのに適しており、小さなタスク管理にはやや不向きな印象です。

筆者は「下書き&送信済み」機能を、シンプルでわかりやすいタスク管理&リマインダーとして使っているので、その方法をご紹介します。

過去のスレッドを使うと、相手も自分も経緯を振り返りやすい

そもそも過去のスレッドを使用する理由は、必要に応じて過去のスレッドを再利用したほうが「相手も自分もそのプロジェクトの背景や経緯を振り返りやすい」から。

以下のような場合に「スレッドを再利用」しています。

  • 誰かから頼まれたタスクを自分が進行して、あとで進捗や完了の報告をする
  • 何かのプロジェクトについてスレッドで議論が行なわれ、長期で進行される

上記に該当する場合、そのスレッドを「下書き&送信済み」で管理するために、スレッドには投稿しないメモ書きの文章タスク内容と期日に関するテキストを引用文としてコピペしたり、「○○の件を調べたのですが」といった中途半端な文章を入れておくのがオススメ)を残します。

Slackでシンプルなタスク管理・リマインダー
引用文は「タスクの内容と期日がわかる」ように残すと便利

そして、この「下書き&送信済み」を日々のタスク管理としてスクロールしてざっと振り返り、状況に合わせてメモ書き程度だった文章をアップデートして投稿するなどして、タスクを完了させています。

ほかにも、たとえばAさんに確認をとってからBさんに依頼を進めたいプロジェクトがある場合、まずはAさんにSlackを送り、Bさんに送りたいテキストを少しだけを作成しておくこともあります。

そうすることで、「下書き&送信済み」にBさんへの依頼文が残り「このタスクを進行・完了するためにAさんにリマインドする必要がある」という細かいタスクのリマインダーとして機能します。

この使い方が習慣化すると、自分が関係するスレッドやメンションを受けたときにそのスレッドをすぐに活用できる状態にしながら自分のタスクを進行できるのでオススメです。

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