⽥舎暮らしとアートに触れる体験型イベント『くらしの⼗字路』が5⽉5⽇、京都府南丹市⽇吉町で開催。⽥植えやカカシアートを中⼼に、⽥舎に根付く魅⼒やアートに触れられる体験型イベントがおこなわれる。

京都府の中⼼部に位置し、京都駅にも⽇本海側にも1時間程度でアクセスできる南丹市。ハイキングスポットのるり渓を代表に、自然に囲まれた緩やかな時間に包まれているエリアだ。

今回のイベントではGWにあわせて、古代米の田植えやお茶摘み、よもぎ摘みを1日かけて体験。幼児や小・中学生も参加でき、自由にペイントするカカシアート作りにも挑戦できる。

主催者のペン画アーティスト・村山大明氏は、「芸術は本来、家具や陶器など⼈々の⽣活と深い関わりを持っていました。しかし現代では、主に⼤都市に集中して鑑賞の対象になっています。また、農村地域では⼈⼝減少、過疎化が進み、古くから伝承されてきた農業⽂化が薄れつつあります」と地域の現状を紹介。

「こうした状況を踏まえ、アートを鑑賞するだけでなく、⽥舎暮らし体験に取り⼊れることで、創造性と癒やし、⾮⽇常の中での⽇常(暮らし)の再発⾒や感性・感情の交差を⽣み出す機会を提供したいと考えました」と主旨を説明した。

『くらしの十字路』は、5月5日・朝10時〜夕方5時に南丹市日吉町エリア(JR日吉駅集合)にて。参加は大人8800円、小・中学生4400円で20名限定。