水産資源を増やし豊かな海を守ろうと熱海港の沖合で、ヒラメの稚魚が放流されました。

 ヒラメの稚魚放流は、大熱海漁業協同組合が、水産資源の増加を目的に30年ほど前から行っているものです。

 静岡県温水利用研究センターから運び込まれた2万匹を1か月間育てて、6センチ以上に大きくなった稚魚を、熱海港から10分程度の沖合、水深5メートルの砂地に放流しました。

 稚魚は1年で体長およそ30センチまで成長しますが、漁協関係者は「成長したヒラメが稚魚を生むのが目的だ」と話していました。