島田海吏がマルチヒットを記録するなど3出塁で3盗塁

5月12日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「2番・中堅」で先発出場した島田海吏は、3打数2安打1四球3盗塁。マルチヒットを記録するなど3出塁で3盗塁を決め、自慢の俊足で1軍再昇格へアピールした。

初回、1アウト走者なしで打席に立った島田海吏は、中日ドラゴンズ先発の仲知礼亜の初球148kmストレートをレフトへ運び、4試合ぶりのヒットを記録。渡邉諒の打席で盗塁を成功させ、チャンスを広げた。

さらに、4回先頭打者で打席に立つと、島田海吏は再び仲知礼亜の2球目149kmストレートをレフトへ運び、マルチヒットを記録した。ミエセスの打席で盗塁を成功させ、この試合2本目の盗塁成功。

8回には、フォアボールで出塁し、再び渡邉諒の打席で盗塁を成功させ、貴重な追加点となる福島圭音のタイムリーヒットを呼び込んだ。

島田海吏は4月2日のDeNAベイスターズ戦で、村上頌樹の代打として今シーズン初出場を果たし、ジャクソンからライト前ヒットを放っていたが、石井大智と共に3日に出場選手登録を抹消されていた。

3出塁3盗塁と自慢の俊足で1軍再昇格をアピールした島田海吏には、近本光司、森下翔太などの阪神外野スタメン陣に割って入る活躍を期待したい。