女性誌が、田中みな実と鷲見玲奈の現在地を報じています。これに、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが反応。同じ事務所の先輩・広末涼子の後釜として女優業に専念を始めた田中と、その田中を蹴落とす勢いの活躍を見せる鷲見について語ります。

田中みな実は広末涼子の後継者?

『女性セブン』が田中みな実と鷲見玲奈の“現在地”を伝えています。

ある媒体に“以前は田中の前で宇垣美里(元TBSアナウンサー)の名前を出すことはタブーとされていたが、今は鷲見”とも伝えられている。年齢差3歳という2人、本当の仲はどうなのでしょうね。

『スポーツニッポンアネックス』は7月10日、田中がMCを務める『あざとくて何が悪いの?』の今秋での放送終了を受けて、田中が女優業に専念することにしたと報じました。

バラエティ番組のMCとは“縁を切る”というわけです。

業界内での田中の女優としての評判は、今年3月にオンエアされた『悪女について』や4月期の『あなたがしてくれなくても』、今期『ばらかもん』等、仕事を重ねていくたびに上がっているようです。

ああ見えて?役作りにも真剣に取り組む田中には、“局アナから女優なんてチャラチャラし過ぎと思っていたが、意外とちゃんとしている”…という声も。

田中は、W不倫騒動で2度目の離婚を決めた広末涼子と同じ事務所に所属しています。

事務所的には、もっと田中に頑張ってもらって広末の穴を埋めてもらえる女優に成長して欲しいというのが本音でしょうか。

一方の鷲見は、最近“セクシーなお姉さん”的路線に一層磨きがかかっているようですね。

『女性セブン』は鷲見の戦略的スタンスは“田中との差別化”だとその現在地を解説しています。

田中は2019年に写真集を発売していますが、これが同性の指示も受け50万部を超える大ヒットになりました。

鷲見は2021年に同じく写真集を発売していますが、これ以降彼女は同性というよりは完全に男性ファンへのターゲットを露骨に演出するようになったと報じています。

確かに24日に更新した本人のインスタグラムを見てみれば一目瞭然でしょう。

そこには『FRIDAY』の表紙とグラビア撮影で使用されなかった“アザーカット”の、大胆に背中や胸元を露出している写真や大胆なポーズをとる姿が投稿されていました。

歳相応な素肌のケアやボディラインの維持を隠さず公にして同性から共感や憧れを得ている田中との、これが『女性セブン』が言うところの“差別化”なのでしょうか。

鷲見のインスタを見て私が一抹の不安を覚えたのは、昨年1月に結婚した一般男性とのその後です。

結婚から1年半、自分の妻のこういった写真を夫はどう思っているのでしょうね。2人で“仕事だから…”と納得して楽しんでいるのならいいのですが…。

2021年に発表した鷲見の写真集は、購入したファンから“露出が少な過ぎる! 詐欺商法だ!”と散々バッシングを受けることになりましたが、この理由について彼女が関係者に漏らした「夫に配慮して…」という言い訳が本当だとしたら、このインスタの姿は旦那様の許容範囲内なのでしょうか。

大きなお世話ですが実に気になります。

田中みな実の「私とは格が違う“この子”」

また鷲見は、女優業にも強い関心が出てきたようで、昨年は単発で3本のドラマに出演していました。

毎週土曜日に『ズームイン!!サタデー』のMCをやっていれば、連続ドラマや映画の出演も時間調整がなかなか難しいのかもしれませんが、残念ながら単発出演以外はこの2年半ありません。

鷲見のことを見かけた田中は「この子、最近よく出てるね〜」と言い、スタッフに会ったことがあるかと聞かれた時「え〜…あったっけぇ〜」とスルーしたとあるマスコミは報道していました。

本当に名前を知らなかったのか、知っていて私とは格が違う“この子”と言ったのか真相はわかりません。

“どう頑張っても私には追いつけっこない”
“いつか必ず抜いて、蹴落としてやる”

私の頭の中の2人それぞれの“吹き出し”にはこんな言葉が書かれているのですが…。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:マイナビニュース【エンタメ・ホビー】, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

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