「母親になくて父親にあるもの」とは?

 ある日、仕事帰りに夕飯を食べてから帰ることにした夫。ひとりでゆっくりとご飯を食べていると、ふと妻を思い出して……。

 妻への感謝を描いたマンガ「母親になくて父親にあるもの」が、Instagramで11万7000以上のいいねを集めて話題に。読者からは、「読んでいて幸せな気持ちになった」「全旦那に感じてほしい」「そう思ってもらえることに感謝ですね」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、会社員の月光もりあさんです。Instagramやブログ「おれのあたまのなか」で、育児マンガや日常マンガを発表しています。

 作者の月光もりあさんは、妻にInstagramのエッセイマンガを見せられたのをきっかけに、マンガの投稿を始めました。この作品のエピソードは、「そのとき、改めて妻への感謝の気持ちが湧きあがった」ため、投稿に至ったそうです。

 作者の月光もりあさんに、お話を聞きました。

ーーこのマンガ作品は多くの方に読まれましたが、反響はいかがでしたか?

 反響はとても大きかったです。「気付いてくれるだけでもうれしいから頑張れる」などとお声をいただき、お母さんたちの器の大きさにビックリさせられました、本当に感謝しかないです。

ーー奥様にもマンガの反響や感想を伝えましたか?

 伝えました! 妻も一緒にコメントを見て、泣いたりしていました。

ーーここ最近だと、奥様にどのようなことで感謝を感じましたか?

 最近、来年入学する娘のためにランドセル選びをしているのですが、「娘に絶対後悔のないように……」とめちゃくちゃ動いてくれていて、感謝しています!

 ですがそれ以外でも、毎日感謝しています。

ーー逆に、最近奥様から感謝されたことはありますか?

 会社員もしてマンガも描いているので、「寝る時間がないのに、私たちのために、いつも楽しいところに連れていってくれてありがとう」といわれました。

ーー普段、おひとりで外食に行くことは、ほとんどないのでしょうか?

 仕事のときのランチタイム以外では、ほぼないです。

ーーこの作品は約1年前の投稿ですが、その後創作活動や取り上げるテーマに変化はありましたか?

 変わりないです。

ーー今後、新たに取り組みたい創作活動や、創作以外の活動はありますか?

 夫婦で、YouTubeでもなにかできたらな〜と思っています。