クラレは、ベルギー子会社のChemviron S.A.が手がける珪藻土・パーライト事業を、フランスの鉱物資源大手イメリス(パリ)に譲渡することを決めた。今後は中核事業と位置付ける活性炭の製造・販売事業に経営資源を集中する。珪藻土とパーライトは、主に飲料・食品の製造工程や潤滑油のろ過助剤に使われている。譲渡価額は非公表。譲渡予定は2024年末。