達増知事 鎮圧状態まで丸3日の宮古市の山林火災現場を視察 県内に「山火事警戒宣言」<岩手県>
県の協議会は4月30日に「山火事警戒宣言」を出し、防止策の徹底を呼びかけています。
4月20日に宮古市刈屋の小屋から出火し山林に燃え広がった火災は、鎮圧状態に至るまで丸3日かかり、焼失面積は180ヘクタールに達しました。
その後4月28日に鎮火が確認されたことを受けて、1日は達増知事が視察に訪れ市や消防から4日間にわたった消火活動の経緯や、被害額が3億円に上るとみられることについて説明を受けました。
その後達増知事は県のヘリコプターに搭乗し、上空からも火災現場の状況を確認しました。
達増拓也知事
「また改めて山火事の怖さを感じたところで、県民の皆さんにはぜひ山火事には気を付けるように、火を出さないということを気を付けてほしい」
県内では4月林野火災が相次いだことから、県の山火事防止対策推進協議会は4月30日に「山火事警戒宣言」を出していて、5月末まで防止策を徹底するよう呼びかけています。