岩手県遠野市の山中で、5月13日午後に見つかった遺体の身元について、警察は山菜採りに出かけたまま行方不明となっていた61歳の男性と確認しました。

死亡が確認されたのは遠野市松崎町の61歳の男性です。

男性は12日の朝、市内の山に1人で山菜採りに出かけたまま夜になっても帰宅せず、家族が警察に通報していました。

警察が確認にあたったところ、12日夜、遠野市附馬牛町の長瀞橋付近で男性の車を発見。

警察や消防などは天気の回復を待って13日午後1時ごろから車の周辺を捜索していましたが、約2時間後、山の中にある斜面を下った場所で顔に傷がある男性の遺体を見つけました。

その後、遺体は家族によってこの男性であることが確認されたということです。

斜面の上の方には長靴などの所持品が散らばっていたほか、滑落したとみられる跡があったということで、警察が男性が死亡したいきさつなどを詳しく調べています。