2023年8月に事業を停止した岩手県八幡平市の観光農園サラダファームヴィレッジについて、埼玉県の企業が施設を取得したことがわかりました。
新たな観光施設を整備する計画で一部は7月にも開業する予定です。

旧サラダファームヴィレッジの施設を取得したのは、全国で自立援助ホームなどを展開しているさいたま市の企業「じどう」です。

「じどう」はビニールハウスやレストランなどを取得していて、観光農園やアウトドア体験、動物とのふれあいを楽しめる施設を段階的に整備する計画です。

このうちカフェを先行して7月にも開業する予定で、イチゴ狩りなどの観光農園も2024年の冬をめどにオープンするとしています。

またドッグランや養蜂場も順次稼働させるほか、乗馬体験や保護猫カフェも設けるということです。

「じどう」では2024年冬までにこの施設で30人程度雇用する方針で、家庭に居場所がない子どもたちや障がい者の雇用の場としても活用していきたいとしています。