ステップ①モノの量を減らす

片付け コツ

部屋を綺麗に保つためのステップ1つ目は、「モノの量を減らす」。

片付けてもまたすぐ散らかってしまう1番の原因は、「モノの量が多いから」です。モノの量が多いと、どんなに頑張って片付けても限界があり、使っているうちにまたすぐリバウンドしていまいます。そのため、ここでしっかりとモノを厳選しておくことが大切です。

やり方はカンタン。まずは片付けたいモノを出し、「いるモノ」「いらないモノ」の2つに分け、「いらないモノ」は手放しましょう。

「いるモノ」…使っている、使う予定がある、お気に入り
「いらないモノ」…使っていない、使う予定がない、好みではない

また、日々のお買い物の際も、買う前に一度立ち止まって、本当に必要かどうかを考える癖を付けることが大切。そうすることで、余計なモノが増えることを予防できます。

モノの量が減ると、部屋を綺麗に保ちやすくなるだけではなく、空間に余裕が生まれて心もスッキリ。さらには、出ているモノが少ないので掃除がしやすくなり、清潔な空間で快適に過ごすことができますよ。

ステップ②モノの定位置を決める

片付け コツ

部屋を綺麗に保つためのステップ2つ目は、「モノの定位置を決める」。

ステップ①でモノの量を減らしたら、次は、手元に残ったモノを「使う場所」に「取り出しやすく配置」します。定位置を決めることで片付けやすくなり、さらに部屋の綺麗を保てるようになります。

たとえばキッチン。毎日使うフライパンやお玉などの調理器具は、すぐ取り出せるコンロ下の引出しを定位置に。たまにしか使わない大きな鍋は、パントリーの下段など少し取り出しづらい場所でも大丈夫。

次にワークスペース。パソコンや文房具など、毎日使うモノはデスクの端や引き出しの中など取り出しやすい場所を定位置に。たまにしか使わない書類は、クローゼットなど別の場所で保管しても問題ありません。

このように、よく使うモノほど、使う場所から手を伸ばせばサッと取れる場所を定位置に。あまり使わないモノは、収納の奥の方など多少取り出しづらい場所を定位置にします。毎日使うモノの出し入れがしやすくなると、綺麗な状態をキープできるようになりますよ。

ステップ③使ったら元の場所に戻す

片付け コツ

部屋を綺麗に保つためのステップ3つ目は、「使ったら元の場所に戻す」。

モノを減らして定位置を決めたら、最後に大切なのは、「モノを使ったら必ず元の場所に戻す」という日々の習慣です。

一瞬、「当たり前」に聞こえますが、これが中々の曲者。モノが散らかる原因の1つが「使ったモノをその場に放置してしまうこと」だからです。

そこで、「使ったら元の場所に戻す」が習慣になることで、いつでも綺麗な状態をキープするができます。たとえば、読み終えた本は本棚へ、テレビを見終わったらリモコンをケースの中へ、使い終わったハサミは元の引き出しへ戻すなどです。

「使ったら元の場所に戻す」という毎日のちょっとした心がけで、部屋を綺麗に保つことができて、探し物に時間を費やすこともなくなります。そうすると、心の安定にもつながり、日々の暮らしがよりスムーズで快適になりますよ。

「お片付けのキホン3ステップ」で部屋を綺麗に保てる!

片付け コツ

今回は、部屋を綺麗に保つための「お片付けのキホン3ステップ」を紹介しました。

「片付け」は身近な存在なので、「別にやり方なんて」と感じる方もいらっしゃいますよね。でも、侮るなかれ。「片付け」にも、押さえるだけで綺麗が保てる「キホン」がちゃんとあります。

中でも、「モノの量を減らす」は、1番最初にすべき重要なステップ。ここでしっかりとモノを厳選しておくことで、部屋が散らかりづらくなります。さらに、「モノの定位置を決める」ことで片付けやすくなり、「使ったら元の場所に戻す」ことで、綺麗に片付いた部屋の状態をキープすることができます。

この3ステップは、むずかしい理論やロジックではないので誰でもカンタンにできます。「片付けてもすぐ散らかっちゃう」という方は、ぜひ、今回紹介した3ステップを実践してみてくださいね。