調布市が5月1日、リアルタイムで経路検索ができるウェブサービス「お出かけ情報サービス」を公開した。(調布経済新聞)

 同サービスは調布市、多摩市、ヴァル研究所、京王電鉄が協働で構築。JR東日本が提供する「リアルタイム経路検索」のシステムを活用したもので、公共交通機関の実際の遅れを加味した経路を探すことができる。

 ホームページの地図には地域の情報が表示される。両市の観光コースのほか、調布市では地域ニュースサイト「調布経済新聞」の記事や同市と調布市地域情報化コンソーシアムが運営する「ちょみっと」と連携したイベント情報、地域ポータルサイト「調布どっとこむ」の飲食店情報のほか、イオンシネマ・シアタス調布半券サービス参加店、調布市受動喫煙ゼロの店を掲載。多摩市では多摩地域情報メディア「多摩ポン」に掲載された店舗情報などを掲載する。

 担当する調布市行政経営部企画経営課の森赳浩さんは「このサービスでは、電車やバスの遅延情報を踏まえた経路検索ができることに加えて、市内の名所を巡るモデルコースやニュースなどが掲載されているのが特徴。公開後も随時内容を充実させていくので、多くの方にご利用いただければ」と話す。