食堂「麺道つくし」(浜松市中央区萩丘、TEL 070-4797-9005)が4月17日、オープンした。(浜松経済新聞)

 かんきつによる味の変化を楽しめる「みかんらーめん」

 飲食店を静岡県内で経営してきたが、「好奇心旺盛でやらまいか精神のあふれる浜松で展開したい」と考え今回、店を構えたという。店長の山崎みくさんが夫と共に経営する。開店時期の春にちなんで店名には「努力、向上心」という意味があるという「つくし」を盛り込んだ。

 店舗面積は9坪で、席数は、カウンター=4席、テーブル=12席。魚介や野菜を低温で炊き上げ、うまみのあるだしを生かした「みかんらーめん」は、スープ本来の味だけでなくミカンのピューレを溶かしたり、輪切りのオレンジを搾ったりして味の変化を楽しめるようにしたのが特徴。すりおろしたリンゴを溶かしたり、好みでバジルを振りかけたりして食べる「りんごらーめん」(以上1,000円)などラーメン類10種類を用意する。このほか、卵白を使ったメレンゲの上に黄身を載せた「TKU(たまごかけうどん)」(1,100円)などのうどん類6種類も。ご飯類と組み合わせて定食にもできる。今後、自家製たれを染み込ませた「たれかつ丼」の提供も検討している。

 山崎さんは「家族で来ても選べるメニューを意識した。店名に込めた思いを忘れず、くつろいでもらえる店にしたい」と話す。

 営業時間は、10時〜13時30分、17時〜19時30分(日曜は10時〜13時)。月曜・祝日定休。