22回目となる「玉川ダムサイドフリーマーケット」が4月29日、木工屋(今治市玉川)で開かれる。(今治経済新聞)

 木工屋店主の「けーじまん」こと渡辺慶司さんが主催し、2012(平成24)年から年2回のペースで実施。今回で22回目を数える。古道具やハンドメード雑貨の出店のほか、キッチンカーなどの飲食ブースを設ける。

 渡辺さんは「古物が多く集まるフリーマーケットが珍しいこともあり、市外や県外からも多くの来場がある」と話す。過去の開催では4000人程の人出があったという。

 今回初めて出店するのはキッチンカーの「芋源」(郷本町)や「焼鳥KUUKAI」(西予市)、雑貨を扱う「uti&ほっこり」など。合わせて全61店舗が出店する。

 木工屋は、渡辺さんが「学生の頃から好きだった『ものづくり』で店を開きたい」と会社勤めを辞め、空き家だった祖父母の暮らした古民家を改修して2013(平成25)年に開業したオーダーメード家具の店。現在ではリフォームなどの工事にも力を入れる。同イベントは「開業のアピールになれば」という思いで、同時期に当初15店舗ほどでスタートした。回を追うごとに反響が大きくなり出店数も増加。常連客も多いという。

渡辺さんは「今回も多くの出店申し込みがあった。ぜひ、フリーマーケットのワクワク感を楽しみに、たくさんのお客さまに来てほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時〜16時。雨天決行。