アートプロジェクト「すぱっくおやこ小学校」が7月6日から 、長泉町文化センターべルフォーレ(長泉町下土狩)で開催される。主催は静岡県。(沼津経済新聞)

 過去の授業の様子 

 小学生の親子を対象とした同事業は、静岡県舞台芸術センター「SPAC(スパック)」(静岡市駿河区)が運営し、2022年より毎年県内で開催。同施設では今回が初めて。

 参加者の親子は、SPAC の 俳優や各ジャンルの専門家の授業を受けることができる。演劇の視点を取り入れ、親子が「同級生」として学び合うのが特徴で、授業はいずれも共同作業や対話が中心。

 同施設館長の高橋健さんは「同級生になりきることで、日頃の親子の関係を超えた新たな発見やコミュニケーションが生まれるのがとても面白い体験になる」と話す。

 期間中、体育と国語の要素を合わせた「こころとからだ探検隊」や、図工の要素を取り込んだ「親子で超工作! 劇場をつくろう」など4教室・8講座を実施。講師は、俳優の舘野百代さんや、コミュニケーションデザイナーのYORIKO(よりこ)さんが担当する。

 高橋さんは「当館では、未来への種まきとして子ども向けの主催事業に力を入れてきた。素晴らしい事業を開催できることになりうれしい。この機会に、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。

 参加費は1科目1組1,000円。申し込みは5月26日まで。応募者多数の場合は抽選。