デザイナーやアーティストが子どもたちにアート体験を提供するワークショップ「子どもアートスクール」が5月25日・26日、自由が丘駅周辺で開催される。(自由が丘経済新聞)

 アーティスト・奧山帆夏さんと作る「自分だけのアートうちわ作りワークショップ」イメージ

 主催は、アートを生かしたまちづくりに取り組む自由が丘商店街振興組合の青年部が中心となって昨年5月に設立した「自由が丘アートコミッティ」。「街の未来を担う子どもたちの感性を育む場所へ」をコンセプトに、街のイベントでアートブース出展やワークショップ開催などを展開している。

 今回企画した「子どもアートスクール」は、自由が丘の5つの商店街が合同で同日開催する「Jiyugaoka Marche(自由が丘マルシェ)」のプログラムの一環。「ものづくりが苦手な子どもも参加できる内容で、自由な発想で手を動かす楽しさを発見してほしい」とファッションや車のデザイナー、現代アーティストらが先生役となって行う。

 カーデザイナー・サトウトモアキさんによる「プロのスケッチ道具を使って車のデザイナー体験」(両日13時〜14時30分)では、コピック(絵を描くマーカー)を使って車をスケッチする。サトウさんによるデモンストレーションでスケッチの方法を学んだ後は、思い思いに車を描いていく。

 現代アーティスト・奧山帆夏さんと作る「自分だけのアートうちわ作りワークショップ」(26日12時30分〜14時、16時30分〜18時)は、和紙や色紙、雑誌などを切り貼りしてうちわを作る。

 このほか、宮崎大学地域資源創生学部・田中雄之教室プロデュース「自由が丘映画プロジェクト vol.1〜小学生が自由が丘で映画を作る」で製作された作品の上映発表会(25日)なども予定している。

 参加無料。ワークショップの申し込みは「Peatix」で受け付ける。