うなぎ料理専門店「うなぎ処 うな豊加古川店」(加古川市尾上町、TEL 079-423-8989)がオープンし、4月20日で1カ月がたつ。(加古川経済新聞)

 国産のニホンウナギを江戸時代からの伝統的な「地焼き」という調理法で提供する同店。産地から直送される生きたままのウナギを、社内研修を受けた職人「鰻師(うなぎし)」が腹開きにさばいて串打ちをした後に、備長炭の強火で一気に焼き上げる。

 店舗面積は約45坪。席数は、テーブル席、個室、カウンター席の全41席。車いすが通りやすいよう、間隔にゆとりを持たせた店内となっている。メニューは、「うな重・桜(1尾)」(5,280円)、「うな重・蘭(1尾半)」(6,490円)、「うな重・菊(2尾)」(7,480円)などを用意する。メニューの「うな重」には、吸い物、漬物、わらび餅が付く。

 同店責任者の牧田さんは「ウナギを食べる文化や職人の調理技術の継承とともに、ウナギを専門店で食べる文化を広げていきたい。加古川店も地域から愛され、地域の人が特別な日に来店してもらえる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は、昼の部=11時〜15時、夜の部=17時〜20時。料理の注文は営業終了時間の1時間前まで。月曜定休。