中道通りの「街々書林」(武蔵野市吉祥寺本町3)が6月7日で1周年を迎えることを記念して、6月5日から公募展「旅を感じる」を開催する。(吉祥寺経済新聞)

 同店は、「旅先への興味と敬意を持っていたい」との願いから、各地の歴史、民俗、言葉、風景、乗り物、アート、食、神話など幅広い本を扱う。時刻表やNHK語学テキストなどの雑誌、旅向きの文具・雑貨もそろえ、個展などに使える貸しギャラリーも併設。

 同イベントは、公募により出品された作品を店内のギャラリーに展示する。今回は、「旅を感じる」をテーマに、写真、絵画、工芸などの作品を公募した。

 今回のイベントを開催しようと思ったきっかけについて、店主の小柳淳さんは「街々書林は本や旅に関してお客さまとお話をする機会の多い本屋。街々書林ギャラリーを活用して、地域の皆さんや少し遠くから来るお客さまと一緒に一つの展覧会を作りたい」との思いから企画した。 

 既に予定参加数に達したため、募集を締め切ったという。小柳さんは「初めて開催するため、どのように展開するかドキドキしていたが、写真・絵画・イラストなど多彩な作品が集まり、作家のテイストが異なる、ヨーロッパ、アフリカ、日本各地、そして現在と過去のシーンが集まり、とてもうれしい」と話す。「公募展で展示する『旅を感じる』作品と、旅の本屋が一緒になり、旅の気分に浸れるので、ぜひ見に来ていただけたら」と呼びかける。変える。

 営業時間は12時34分〜18時。月曜・火曜定休。6月16日まで。