国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡大沼)が4月21日、オープン以来の入園者数が4000万人に達したと発表した。(水戸経済新聞)

 4000万人達成の横断幕(翼のゲート)

  同園は、1983(昭和58)年に決定された「国営常陸海浜公園基本計画」に基づき、昭和1984(昭和59)年11月から整備工事が行われており、1991(平成3)年10月、米国から返還された水戸対地射爆撃場跡地(現在の同地区)に、国営ひたち海浜公園の一部である約70ヘクタールが開園。その後、拡張を繰り返し、現在に至る。2002(平成14)年にネモフィラ修景を開始し、2004(平成16)年に入園者数1000万人を突破。2021年に開園30周年を迎えた。

 4月21日、累計入園者数が4000万人を突破した。広報担当者は「これもひとえに公園を利用していただくお客さまと、日頃より支援と協力を頂く関係者の皆さまのおかげ」と感謝をにじませる。

 同園では現在、ブルーの花「ネモフィラ」が見頃を迎えている。広報担当者は「これからも、より多くのお客さまに楽しんでいただける公園を目指すとともに、地元自治体や関係機関、周辺施設と協力し、地域全体の活性化に寄与できるよう公園運営に努めていく」と話す。

 開園時間は9時30分〜17時(4月25日・26日は9時開園)。4月6日〜5月6日の季節料金(350円)を合わせた入園料は、高校生以上=800円、65歳以上=560円、中学生以下無料。