初夏の訪れを告げる「第66回さっぽろライラックまつり」が5月15日、大通公園(札幌市中央区大通西5〜7)で始まった。(札幌経済新聞)

 同イベントは、1959(昭和34)年に「ライラックの花が咲そろう季節に文化の香り高い行事を」という文化人の呼びかけで始まり、初夏の訪れを告げる祭りとして市民の間にも定着した札幌を代表する夏のイベントの一つ。 初日は6丁目会場でオープニングセレモニーが行われ、先着1000人にライラックの苗木が無料で配られた。園内では約400本のライラックが見頃を迎え、花の前で足を止め写真を撮る人の姿も見られた。

 5丁目会場では、ライラックの展示販売や育て方に関する相談コーナー(19日まで、10時〜16時)が出店。週末には、日本折紙協会による折り紙のワークショップ、書道体験教室、昔の遊び体験コーナーなども用意する。

 6丁目会場では、カフェめしやスイーツ、つまみなどを提供する飲食販売ブースを用意。屋外ステージでは、札幌吹奏楽連盟によるライラック吹奏楽祭を開くほか市内のプロ・セミプロが生演奏を披露する。

 7丁目会場では道内40以上のワイナリーなどが合わせて200種以上の道産ワインを提供する。

 川下公園(白石区)でも5月25日・26日に開催する。

 5月26日まで。