「福岡ボルドーワイン祭り2024」が現在、福岡市役所西側ふれあい広場(福岡市中央区天神1)で開催されている。企画・運営は「サエキジャパン」(清川3)。(天神経済新聞)

 会場の様子

 「福岡ボルドーワイン祭り」は福岡市とフランス・ボルドー市の姉妹都市交流35周年を記念して2017(平成29)年に始まった。今年で7回目を迎え、ボルドーワインを中心に、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど100種類以上のワインを用意する。このほか、「プレミアムワイン」としてボルドー地域にある5つの名門ワイナリー「五大シャトー」のワインを日替わりで用意し、今年は、造り手にとって最上級のワインを指す「ファーストラベル」のワインも提供する。福岡の飲食店による料理販売や、オペラなどのステージパフォーマンスも行う。

 会場は、路地裏のワイン酒場の雰囲気をイメ−ジし、欧州から直輸入したヒュッテ(小屋)を設置し、フランス国旗をイメ−ジしたイルミネーション装飾を施す。日本で唯一のボルドーワイン委員会公認ワインバー「オ・ボルドー・フクオカ」(西中洲)がセレクトしたワインも用意する。ワインはグラスで提供し、価格帯は1杯600円〜1万8,000円と幅広くそろえる。

 料理のラインアップは「PASTERIA」の「ビーフミートソースパスタ」(1,500円)、「Pizza & Cheese」のイタリア産チーズと食材を使った「ピッツァ マルゲリータ」(1,400円)、「西新初喜」の「合鴨(あいがも)スモークレッグ」、「Bester Mann」のフランクフルトをフラワートルティーヤで包んだ「トルティーヤホットドッグ」(以上800円)など。

 「サエキジャパン」社長の佐伯岳大さんは「五大シャトーのプレミアムワインは毎年人気。ボトルでなかなか手が出しにくいワインをグラス1杯から楽しめるこの機会に、味わってもらえれば」と話す。

 開催時間は17時〜22時(土曜・日曜は12時から)。入場無料。6月2日まで。