気候変動による雨量の増加に備えようと、大淀川などの流域自治体や国交省は従来のダムや堤防整備に頼らない「流域治水」に取り組んでいる。住宅での雨水貯留タンク設置支援や遊水地整備などを通じ地域全体で雨水を一時的に貯め、川に流れる水量を減らし、梅雨や台風時の氾濫を防ぐ。