◎…歴史を感じて―。宮崎市江平西1丁目の「大盛うどん」店内には、1949(昭和24)年から約65年間使っていた日本初の製麺機など貴重な道具が並んでいる=写真。
 ◎…製麺機は、3代目店主の久米宗安さんが小学生の頃、2代目の父・安一さんと佐賀県に買いに行った。5代目の朽木敬之さんは「使わなくなった現在も動くはず」とにらむ。
 ◎…直径15センチ、高さ7センチの丼に、うどんをなみなみ入れたことが店名の由来。今は使われていない、その丼や出前の木箱なども展示。過去の食文化を学ぶ仕掛けが山盛りだ。