「身の回りモニタリングバンド」

【ドン・キホーテ】2,980円って大丈夫?性能は?“驚安”スマートウォッチの実力をドンキマニアがぶっちゃけレポートの画像一覧

店名に「驚安」とついているだけあって、ドン・キホーテはその安さに驚くことがあります。今回発見したのはなんと2,980円のスマートウォッチ。「入門モデル」と書いてあるから機能が少ないのかと思いきや、10以上の機能が搭載されているようです。しかし……安すぎない?大丈夫?購入して確認してみました。

スタイリッシュで、ファッションを問わず身に付けやすい

「身の回りモニタリングバンド」

ドン・キホーテ/情熱価格
身の回りモニタリングバンド
¥3,278(税込)

思わず売り場で2度見したのは税抜2,980円のこちら。いわゆるスマートウォッチなのですが、商品名を「身の回りモニタリングバンド」としているあたり、機能性はそんなに高くないのかな?と思いますよね。

「身の回りモニタリングバンド」同梱物同梱されているのは本体、充電ケーブル、取扱説明書。

「身の回りモニタリングバンド」本体筆者が購入したのはブラックですが、ほかにもカフェオレという淡いカラーもありました。ビジュアルはかなりシンプル。

「身の回りモニタリングバンド」はかなりシンプルなデザイン着用してみても一切の無駄がないデザインが良いですね。材質はABS樹脂とシリコンゴムで付け心地も違和感がなく、約30gなので重みもありません。

ベルト穴はかなり多めベルト穴はかなり細かくたくさん開いていたので、自分の腕まわりにあわせてぴったりと付けることができます。

「身の回りモニタリングバンド」裏面文字盤の裏にセンサーがついていました。このセンサーで色々な身体の情報を計測するのですね。

「身の回りモニタリングバンド」の充電充電ケーブルは磁石でぴたっとくっつき、着脱もストレスがないです。約3時間の充電で約5日間(設定や使用状況にもよります)持つのだそう。

アプリと連動本体のみだけでも使用することは可能ですが、アプリと連動させて使うとより便利です。

「身の回りモニタリングバンド」アプリこのように画面で今の状況がわかるようになっています。

価格とシンプルさのわりに機能が多い!

「身の回りモニタリングバンド」の機能一覧価格がかなり安価であること、そしてパッケージ表面に「入門モデル」と書いてあったことからあまり機能は多くないのではないかと思っていましたが、パッケージ側面の機能一覧を見ると、

  1. 運動記録モード
  2. 歩数計
  3. 心拍数
  4. 血中酸素
  5. 睡眠モニタ
  6. 座りすぎアラート
  7. メッセージ通知
  8. アラーム設定
  9. スマートフォンを探す
  10. カウントダウンタイマー
  11. ストップウォッチ
  12. デザインを変更できる

と12もありました。
他のスマートウォッチにあるけれど「身の回りモニタリングバンド」にないのは電子決済機能、GPS、血圧測定、温度測定でしょうか。ここからは特に気になった機能をご紹介します。

本体がシンプルデザインな分、画面カスタマイズが地味に嬉しい

カスタマイズできる画面本体は一切の無駄がないシンプルな形状でしたが、その分自分の好みのデザインに文字盤をカスタマイズすることができます。デフォルトで用意されているのは10種類、加えて自分の好きな写真を背景にすることも可能です。

「身の回りモニタリングバンド」は盤面デザインが変更できる左はデフォルトで用意されている背景ですが、時刻の文字のカラーや位置を変えることができます。右は自分の好きな写真を背景に選択したところです。

「身の回りモニタリングバンド」デフォルトで用意されているデザインも比較的カラフルで視認性の高いデザインが多い印象でした。時計としての機能ももちろん重要ですから、時間の確認がしやすいのはマストですよね。

睡眠の質もわかる!?

睡眠の質もチェックできるさらに、個人的に良いなぁと思ったのは「睡眠モニタ」機能。着用して寝るだけで睡眠の質が確認できます。6時間しっかり寝た日なのにあまり疲れが取れていないな……と思い確認してみると、「深い睡眠」は1時間40分しかなかったことが発覚。

睡眠の質を記録したアプリ画面アプリでより詳細な状態を確認してみると、「深い睡眠」はかなり細切れ!こうした確認ができると、睡眠に問題を感じている場合に寝具やパジャマを見直したほうが良いのかな?など対策も立てやすいですね。

ただ、「身の回りモニタリングバンド」上では「深い睡眠」の時間が1時間40分だったのに、アプリ上では1時間25分と微妙に違う?のは気になりました。なぜだ……。

スマートフォンの通知を確認できる機能は微妙?

通知するアプリの選択も可能もうひとつ便利だと思ったのがスマートフォンに来た通知を「身の回りモニタリングバンド」上でも確認できる機能です。アプリ上で通知したいものを選択しておけば、その通知のみを飛ばすことができます。

「身の回りモニタリングバンド」で電話も通知できる試しに電話をかけてみると、「身の回りモニタリングバンド」上にも着信の通知が来ました!

「身の回りモニタリングバンド」でメールは通知できない…?しかし、設定しているにも関わらず、メールやLINEの通知は来ませんでした。このあたりの精度にはムラがあるかも……。

身体の状態が「身の回りモニタリングバンド」上に反映されるのに10秒かかる

もうひとつ気になったのは自分の身体の状態が「身の回りモニタリングバンド」上に反映されるのに少し時間がかかること。

タイムラグが10秒ほど発生「身の回りモニタリングバンド」上で「心拍数」や「血中酸素」が計れる画面を表示すると、しばらく左のように数値が出てきません。10秒ほど待つと、右のように数値が表示されます。この若干のタイムラグは気になる方はいらっしゃるかもしれませんね。「数値が分かれば10秒くらい待つよ〜」という方は問題ありません。

その他の歩数計、アラーム設定、スマートフォンを探す、カウントダウンタイマー、ストップウォッチなどの機能は問題なく使用することができました。

結論としては、「若干タイムラグや不安はあるものの、それなりに使える!」です。日々の自分の身体の状態を逐一正確に把握したい!という方にはあまりおすすめできないかもしれませんが、「気になったときにある程度わかればいい」「そんなに高価なものを買ってもなくしちゃう」といった方や、「どんな感じなのかスマートウォッチというものを試してみたい」という方には十分満足できる商品ではないでしょうか。