今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2024年4月26日(金)〜28日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。287万人(※2024年4月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『SUGA Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』。
■1位はBTSのSUGAによるソロワールドツアーを記録した『SUGA Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』

21世紀のポップアイコンであるBTSのSUGAが、“Agust D” として開催した初のソロワールドツアーを記録した『SUGA Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』が大作を抑えて1位をマーク。本作では、世界10都市全25公演の集大成として、全世界のARMYを魅了した「SUGA | Agust D TOUR ʻD-DAYʼ THE FINAL」の公演が記録されている。

SUGAのアイデンティティでもある絶妙なサウンドと、世界のトップアーティストを凌駕するパフォーマンスが共鳴する本作では、バックステージでキャッチしたSUGAの素顔やメイキング映像に加えて、RM、JIMIN、JUNG KOOK がゲストとして登場した感動のコラボステージも収録されている。シネマティック専用カメラで撮影した貴重なアングルの映像と、パワフルで臨場感あふれるサウンドによって映像化された本作を、ぜひ大スクリーンで体感していただきたい。

ムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は4種類の絵柄が週替りでもらえる「ムビチケデジタルカード」と「オリジナルスマホ壁紙」となっている。オンラインの販売は4月25日(木)まで。

■2位は「モンスター・ヴァース」シリーズ最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』

ハリウッド版「ゴジラ」シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(17)の世界観をクロスオーバーさせた「モンスター・ヴァース」シリーズ第5弾『ゴジラxコング 新たなる帝国』が2位にランクイン。

怪獣と人類がともに暮らす世界で、未確認生物特務機関であるモナークが異常なシグナルを察知した。これを境に、ゴジラが君臨する地上世界と、コングのテリトリーである地下空洞が交錯し、ゴジラとコングの激突がついに一線を越えてしまう!「モンスター・ヴァース」シリーズの最新作となる本作では、前作『ゴジラvsコング』(21)に続いてアダム・ウィンガードが監督を務め、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーらも続投した。

MOVIE WALKER PRESSでは、日本語吹替版の声優を務めた宮野真守、鈴木もぐら(空気階段)、真矢ミキ、大塚明夫ら超豪華キャスト陣や日本版主題歌アーティストのYaffle、AI、OZworldらが集結したスペシャルイベントを取材。宮野が猛ダッシュするゴジラとコングの動きを再現し、会場を大いに盛り上げた。

ムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。オンラインの販売は4月25日(木)まで。

■3位は抱腹絶倒のアニマルパニックホラー『キラー・ナマケモノ』

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(16)の製作チームが放つ異色のホラーコメディ『キラー・ナマケモノ』が3位に。ナマケモノ×ホラーという組み合わせがシュールで、SNSでは“意外すぎるホラー”としても話題を呼んだ。

パナマの密林で捕獲され、密輸業者によりアメリカに連れてこられたナマケモノ。冴えない日々を送る大学4年生のエミリーは、珍しい野生動物ナマケモノを飼ってSNSで人気者になろうと躍起になる。ところが、そのペットは、キュートな姿とは裏腹の狂暴さを持つ“殺人ナマケモノ”だった!

ムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」と「オリジナルスマホ壁紙A/B」となっている。オンラインの販売は4月25日(木)まで。

■4位は弱小バスケットボール部が起こした奇跡の実話を映画化した『リバウンド』

廃部寸前の弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が韓国全国大会を目指すという奇跡の実話を描いた映画『リバウンド』が4位に。

監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされた「サイン」で脚本と演出を手掛けたチャン・ハンジュン。チームを率いるコーチ、カン・ヤンヒョンを「マスクガール」のアン・ジェホンが演じるほか、「愛の不時着」のイ・シニョン、2AMのチョン・ジヌン、「女神降臨」のチョン・ゴンジュ、「恋慕」のキム・テクらがバスケ部部員に扮する。

すでに鑑賞した方々の評価が非常に高い本作だが、臼田ルリの応援コメントやイラスト[/LINK]に、アン・ジェホン、イ・シニョン、チョン・ジヌンから日本のファンに向けた熱いメッセージが届いている。また、モデルとなったチョン・ギボム選手が映画の再現度を絶賛している。PRESS KOREAでも、アン・ジェホンのインタビューほか本作をレコメンド!

ムビチケ前売券(オンライン)・ムビチケ鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」と「オリジナル壁紙」となっている。オンラインの販売は4月25日(木)まで。

■5位は第80回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の濱口竜介監督作『悪は存在しない』

『ドライブ・マイ・カー』(21)の濱口竜介監督が、同作に続き再び音楽の石橋英子と組んだ『悪は存在しない』が5位に。本作が第80回ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したことで、濱口監督はカンヌ映画祭、ベルリン映画祭のいわゆる3大映画祭のグランドスラムを果たし、アカデミー賞を入れると黒澤明以来の快挙を成し遂げた。

自然が豊かな高原に位置する長野県水挽町で、ある親子が自然のサイクルに合わせた慎ましい生活を送っていたが、ある日、家の近くでグランピング場を作る計画が持ち上がる。主人公の父親役に、当初はスタッフとして参加していた大美賀均を抜擢。娘役の西川玲も新人ながら鮮烈な印象を残す。

MOVIE WALKER PRESSでは、釜山国際映画祭で開催された濱口竜介監督登壇のスペシャルトークを取材。ここでは、濱口監督が新たなメソッドについて解説したが、これまでとは違う観客と作品の向き合い方に挑戦したという本作をぜひ映画館で見届けていただきたい。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。ぜひ大スクリーンでめいっぱい映画を堪能していただきたいです!

文/山崎伸子