金沢大学の入学宣誓式が4日金沢市内で開かれ、2793人の新入生が新たな一歩を踏み出しました。

例年、会場として使われているいしかわ総合スポーツセンターが能登半島地震の避難所になっているため、今年は金沢歌劇座で開かれました。

入学式では能登半島地震の犠牲者への黙とうが捧げられたあと、和田隆志学長が新入生に対して入学許可を宣言し、「この素晴らしい環境で学生生活を過ごすことを誇りとしてください」と激励しました。

続いて、学士課程の新入生を代表して保健学類の川合隼聖さんが「勉学に精励することを誓います」と決意を述べました。

新入生「医学類に入学します。石川県や地域医療に貢献できる医者になりたいです」
母親「心優しくてたくましいお医者さんになってほしいです」

金沢大学は今年3つの学域で定員を増やし、学士課程や大学院などを合わせて2793人が入学しました。講義は8日から始まります。