6日から春の全国交通安全運動が始まるのを前に、石川県庁前では知事メッセージの伝達式が行われました。伝達式には、県や警察の担当者などおよそ50人が参加しました。

今年の運動では、新学期を迎えたばかりの子どもが安全に通行できるよう道路環境を確保することや、去年努力義務となった自転車を利用する人へのヘルメット着用の徹底が重点項目となっています。

県警によりますと、去年1年間に発生した交通事故の件数は2059件と3年ぶりに増加していて、亡くなった人も2年連続で増え28人でした。

また、中学生以下の子どもが被害に遭う事故も80件起きていて、118人がけがをしています。

石川県生活安全課・村田敦課長「児童・生徒の方々の通学も始まるので、交通ルールの順守を新たに心に持ってもらって守ってほしい」

春の全国交通安全運動は6日から15日まで行われます。