犯罪捜査や行方不明者の捜索で活躍する警察犬に、石川県警から嘱託書が手渡されました。

今年度の警察犬に採用されたのは、去年10月の審査会に合格した嘱託警察犬15頭で、県警察本部では、谷口剛刑事部長が警察犬と飼い主らに嘱託書を交付しました。

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警察によりますと、去年は犯罪捜査2件と行方不明者の捜索83件で警察犬が出動し、遺留品の匂いを嗅いで実際に行方不明者の発見につながったケースも2件あったということです。


石川県警察本部鑑識課・石崎丈晴次席
「犬は嗅覚が人間の6000倍ともいわれていて、その力を大いに発揮して犯罪捜査、行方不明者の捜索に活躍してもらっている」

嘱託警察犬は、今年1月の能登半島地震の際にも捜索に出動していて、災害現場での活躍にも期待が高まります。

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