金沢市の石川県立総合看護専門学校で10日入学式が開かれ、新入生が医療の道へ第一歩を踏み出しました。

県立総合看護専門学校には、看護師を目指す看護学科と、看護師を補助する准看護師を要請する学科があり、今年は66人が入学しました。

式では新入生を代表して安藤遥香さんが決意を述べました。

新入生宣誓・安藤遥香さん「社会に貢献できる看護師となれるよう、ここに本校での学則を守り学業に精励することを誓います」

能登半島地震の被災地、珠洲市と能登町からも新入生が入学し、看護の道を志す気持ちを新たにしました。

能登町出身の新入生「みんなで頑張れる環境になったので頑張りたいと思う」「大きな災害を経験したというのは大きいと思うので、看護師になった際には経験を生かして看護を提供できるよう頑張りたい」
珠洲市出身の新入生「地元能登や珠洲の力になれるような看護師になりたいと思っている」

地域医療の担い手として大きな期待を受け、看護の学びを深めていきます。