4月16日午後、石川県金沢市内の鉄骨加工工場で、作業に当たっていたフィリピン国籍の技能実習生が鉄骨の下敷きになり死亡しました。

警察によりますと、16日午後2時すぎ、金沢市湊2丁目の鉄骨加工工場で「男性作業員が頭に鉄骨が落ちた状態で倒れている」と消防に通報がありました。


この事故で、フィリピン国籍の技能実習生ハンダード・ブライアン・エンソモさん27歳が病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

エンソモさんは同僚の従業員2人とともに鉄骨を加工する作業をしていましたが、他の2人が現場を離れている際に鉄骨が落ちた音が聞こえ、エンソモさんが倒れていたということです。警察では、鉄骨の加工過程に問題がなかったかなど事故の原因について調べています。